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さらに・・・心のこもった葬儀を目指して
あとがき
「人」が主役

どんなに素晴らしい祭壇であっても、心をこめたサービスには及ばない

倉田 東海典礼さんは名古屋で有名な葬儀会社ですが、どのように成長されたのでしょうか。

植木 ええ、お陰様で。施主様は年々増える傾向にあります―とは言っても、亡くなる方が増えていることもありますが、他社と比べ、割合的に私共でお送りする故人様が増えているのです。

倉田 つまり、他社の葬儀がこちらに移行していると。やはり、CMの影響が大きいのでしょうか。

植木 いえ、確かに広告は打っていますが、宣伝効果はそれほど大きくはありませんよ。殆どが口コミでしょうか。ある葬儀を終え、そちらに参列されていた方々から「こんな葬式は初めてだ」とお褒めの言葉を戴いたり、「名刺を貰えないか」と話しかけて下さることなど、しばしばありますからね。

倉田 何か、特別な葬儀を行っておられるのですか。東海典礼株式会社取締役会長 愛知中央葬祭業協同組合理事長 植木保博 

植木 何もしていませんよ(笑)。形式は通常のものと同じです。ただ1点、心構えが異なるかもしれませんね。
当社は「どんなに素晴らしい祭壇であっても、心をこめたサービスには及ばない」を会社理念としております。この理念の下、スタッフ全員が一丸となって、施主様にご奉仕しているのです。

植木 私は葬儀の道に入った当初から、葬祭業はサービス業だと捉えております。葬儀に臨まれる施主様は、どなたも精神的に不安定です。それはそうですよね、大切な方が亡くなった直後なのですから。そうしますと、通常の精神状態にある方なら何でもない振る舞い、言葉でも、施主様を深く傷つけてしまうことだってあるわけです。だからこそ、葬祭業はサービス業、つまりホテルマンと同じような接客業であると。
植木 ただ、ここで申しておきたいのは、私共は「サービスの提供」を行っているのではない、ということ。本来、サービスは提供するものではなく、自然に行うものだと思うのです。「してあげている」と考えて行なえば、たとえそれが良い振る舞いであっても、相手に気持ちが伝わってしまうもの。だからこそ「して当然なのだ」という気持ちで行わなければならないのです。

倉田 そういった積み重ねが、現在の評価につながっているわけですね。

植木 他社でも、同じことを考えておられると思いますよ。ただ、それができない。ではなぜ私共ができるかというと、若くて良いスタッフが集まってくれたからなのです。

植木 当社は20代のスタッフが多く揃っております。こうした若者は頭を下げることが苦にならない。自分が誤っていると感じたら、素直に頭を下げられるのです。

倉田
 我々の世代だと、見栄だとか、体裁だとか、つい気にしてしまいますからね。

植木 そうでしょう。そして若者は「一生懸命」という言葉がよく似合います。例えば、参列者の履物を揃えようと考えたら、床に這いつくばってでもきっちり揃えます。さらに、若い人たちは人によるかもしれませんが研究熱心です。
先程、葬儀の際の言葉遣いについて出ましたが、ああいった場では、どのような言葉が適切か、例えばテレビのアナウンサーはどう言うのか、ラジオではどう言うのか、日頃の生活の中から学んでいるのです。もちろん、社内でもマナー講習会や作法の講習など人材の教育は絶えず、厳しく行っておりますが、そうしたことが身に付くかどうかは全て本人次第だと思うのです。

人間と人間のお付き合い
倉田 つまり、こちらの若い人たちにはそれができる人が多いと。

植木 施主様の方も驚かれるようです。「こんな若い子が誠心誠意やってくれた」と。だからこそ、私共を評価して下さる。われわれ葬儀社は人に好かれる業種でありません。はっきり言えば「会いたくない」。私共と会う時は、不幸があった時しかないわけですからね。

ところが、そうして喜んで下さった施主様は葬儀が終わっても スタッフに「遊びに来て下さい」とか「たまにはお仏壇を拝みに来て下さい」とおっしゃるのです。時には「子どもが生まれたんですよ、見に来て下さい」と後日でも声をかけて下さることがあります。
対談画像 その頃には呼びかけも「東海さん」から、私であれば「植木さん」に変わっている。つまり人間対人間の付き合い―触れ合いとなっているんですね。これこそが自然なサービスの結果、そしてそれは東海典礼最大の財産となるのです。

倉田 ところで、現在のお葬式はセレモニーホールでのお葬式が多いようですが。

植木 年々、セレモニーホールでの葬儀が増加してきています。当社にしても時代の変化に対応すべく葬儀会場は市内各所にご用意いたしており、ただ他社の葬儀会場と異なる点は、葬儀本来の意義を重視しつつ、時代に対応しているところです。

倉田 具体的には他社の葬儀会場とはどのような点が異なるのですか。

植木 当社は先に述べたように「葬儀本来の姿」すなわち、イベントではない供養の儀式であることから、ビルの中での集合的ホールではなく、亡くなられた方お一人だけがゆったりとご利用いただける施設として考え、ご寺院様とのタイアップによりご寺院ホールを利用させていただくことにより、心静かなお見送りが出来るのです。

倉田 お寺様のホールの費用はどうですか。

植木 当社の場合、ご寺院様との信頼関係により、他社のような、費用のご心配はありません。

倉田 そうすると、すごく格安ではないですか。

植木 安いとか高いとかは分かりませんが、他社のビル形式のホールにはないよさがあり、費用でも、ご満足いただける内容だと思います。

倉田 今日はどうもありがとうございました。東海典礼さんの益々の発展をお祈りいたします。

植木 ありがとうございました。


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